株式会社アガガスネットワークサービス(愛知県)は、金属の溶接・切断に用いられるアセチレンガスや雑貨など多岐にわたる荷物を扱う運送事業者です。
今回は代表取締役 澤田氏に、全車両に導入しているナビゲーション対応の富士通デジタコDTS-G1Dについて、魅力や活用方法を伺いました。
デジタコを導入する前、どのような課題を抱えていたのでしょうか。
澤田 以前は他社のSDカード記録式を使っていて、運転情報の読み取りでトラブルが多くて困っていましたね。リアルタイムでドライバーの動きも把握できなかったことや拘束時間外を示す休息ボタンがなかったので、労務管理も大変でした。加えて、アフターサービスも正直ドライな対応で残念でしたね。。
富士通デジタコを導入した理由をお聞かせください
うちでは全車両に商用車専用のナビを導入しようという計画があり、トラックが通れるルートを案内してくれるデジタコってDTS-G1Dしかなかったんです。展示会場で実物を見た瞬間に一目ぼれしましたね。
他社の製品とも比較しましたが、休息と休憩をボタンでしっかり分けられる労務管理機能の正確さと、やっぱり富士通ブランドの信頼感が決め手になりました。
導入後の効果について教えてください。
澤田 動態管理画面でドライバーや車両の位置、それに作業状況もすぐわかるようになったので、配車担当者の指示が的確になりましたね。
それから道路交通情報のVICSや気象情報がわかるのも助かっています。特に北陸地方は、吹雪や雪に見舞われる過酷なエリアです。ドライバーが安全に走行するためにも、天気の情報は欠かせません。今は出発前に点呼場に設置した大きなモニターで情報を共有して、安全運転を徹底しています。
あと、運行中デジタコにメッセージを送れるようになったことで、電話の回数が減ったのも安全面では大きいですね。ドライバーからは直感的に操作できて使いやすいと評判です。
今後の目標をお聞かせください。
澤田 これからは事業の拡大だけじゃなく、適正な運賃を確保する風潮を広めたいと思っています。安く受注するために必要以上に運賃を下げる運送会社もありますが、それだと事業が続かないですよね。だからこそ、適正な運賃の重要性をもっと訴えていきたいです。
また、積極的にM&Aを活用して名古屋エリアからうちのやり方を広げたいと思っています。若手人材の確保や育成にも力を入れて、働きやすい環境を整えて、法令をきちんと守りながら、業界全体を盛り上げていきたいですね。
ありがとうございました。