社員インタビュー
困難な状況を支えてくれる
仲間や先輩がいるから成長できる仲間や先輩が
いるから成長できる


大学時代の研究とは異なる分野にこそ
面白さがあるかもしれない
大学時代は電気電子工学科で学び、大学院ではLEDの発光や半導体の基礎研究を行っていました。就職活動時には自分自身が気になった3つの分野だけに絞り込み、それぞれの分野を1社ずつ受けようと決めました。まずは自分自身が研究を行なっていた半導体関連のメーカー。次に、もしかしたらお得に旅行ができるかもしれないと考えて鉄道車両開発。そして、求人広告で偶然目にした「車載デバイス開発」という事業内容に興味を持ったトランストロンでした。漠然と「何か大きくて動くものが作りたい」、「そのためのデバイスや機構をよく知りたい」と思い、学生時代に培ったLEDの研究とは異なる分野に面白さがあるかもしれないと感じたことで入社を決めたんです。
ハードウェアの評価を担当
入社後に配属されたOEM装置第二開発部は、車両のドア開閉やオイルのレベルなどを感知するセンサーユニットなど様々な開発を手掛けていて、OEM先であるお客様と共に仕様検討から回路設計、規格をクリアさせるための評価を経て製品の量産に繋げていくことを目的にしています。その中で、私はプロジェクトチームのハードウェアの評価を担当することになりました。
大学時代の研究とは少し分野が異なっていたので、配属直後は改めて勉強をし直したこともありました。と言うのも、ハードウェア開発で必要となる電気回路の知識に関しては、大学での必須科目を役立てることができましたが、主に研究していたのが電子系の分野であったので改めて勉強の必要があったからです。実用的なことはもちろん、仕事では直接使わなくても、基礎的な原理原則の公式みたいなことが知識として持っていれば色々と話はしやすいので。業務内でもプライベートでも勉強はしていますよ。
開発プロジェクトを牽引する
リーダーとして感じるやりがい
現在は、新規開発プロジェクトのリーダーとして、車載デバイスのハードウェア開発に携わっています。それまで行なっていた製品開発の上流である仕様検討から具体的な回路設計、評価だけでなく、顧客対応や出荷対応など細かなところまで担当をしてます。入社3年目頃からはリーダー的なポジションを任され、4年目からは本格的にリーダーとしてプロジェクトを牽引しています。ちなみに、プロジェクトの規模にもよりますが、リーダーを任されるのは入社して5〜6年ぐらい経験を積んでからです。なので、まだ少し早いかな?と思いましたが、嬉しかったですね。もちろん責任も感じましたが(笑)。
ソフトウェアチームとの
連携を意識しています
プロジェクト内にはソフトウェアチームや購買、プロジェクトマネージャーなどが含まれていますが、ハードウェア開発チームとしては、少数精鋭の二人で担当しています。チームとしては二人ですが、他のチームや部署と連携しながら開発をしていますし、特にソフトウェアチームとはしっかり連携していて、何かお互いに質問があればプロジェクトと関係のないことでも話をします。色々な部署と助け合いながら製品作りをしていますね。
また、プロジェクトリーダーとして、お客様のニーズと向き合い、それを製品に反映していくプロセスは、大きな責任感と共にやりがいを感じています。ミーティングや電話などでお客様と直接やり取りをしたり、急なスケジュール変更や懸念事項への対応もプロジェクトリーダーの重要な業務です。そうしたことに明確な回答とともに製品作りに反映させていくことが、トランストロンとしての対応力や責任感、そして大きな信用につながると考えています。


困難な状況を支えてくれる
仲間や先輩がいるから成長できる
私一人だけでは答えに結びつかない場合、上司や先輩に気軽に相談できてサポートもしてもらえるのが、トランストロンの大きな特徴かな。プロジェクトリーダーになりたての頃、ある試験の評価でどうしても納品期日に対応が難しいNG項目が出たことがあったんです。どうすればいいのかも分からず、お客様への返答も上手く出せない状況の中、上司に相談をしたら、「ここをこういうふうにすれば問題解決なんじゃない?」って糸口を教えてもらい、「こういう評価をすれば大丈夫だよ」ってアドバイスを頂きました。それで評価もクリアすることができて、やっぱり経験の賜物だなと思いました。そういう風通しのいい企業風土が信頼性の高い製品作りに繋がっていると思います。
今後は、より高度な設計技術を習得して、チームを成功に導けるハードウェアエンジニアを目指しています。そのためには技術力とともにリーダーシップも必要なんです。技術力がいくら高くてもリーダー自身に迷いがあったり判断がブレてしまうと、開発自体がブレてしまいますよね。製品開発プロジェクトは、ものづくりだけでなく納品ありきのビジネスとして成立させなければならないからこそ、こうした意識が大切だと思うようになりました。
困難な状況に直面すると、気持ちが落ち込むこともありますが、それをバネにして乗り越えていくようにしています。 周囲のサポートに助けられながら、その力も合わせて困難を打破できる環境です。 成長意欲の高い方にとって、これ以上ない職場だと思います。
社内交流など
月に一度、社内コミュニケーションとして仲間とバスケットボールをしています。社員が集まり企画する部活や同好会のような存在で、様々なコミュニティが作られています。認可されると体育館代などの費用を一部補助される制度があります。様々な部署や年代の垣根を越えた交流は、仕事のしやすさにもつながっています。
また、土日はしっかり休みが取れるので、友達と新潟とか長野まで行って趣味のスノーボードを楽しんでいます。仕事終わりも休日も充実した社会人生活を送っていきたいですね。
※ 掲載内容は取材時点の情報です。