社員インタビュー
社内と社外を繋ぐことで、
的確なソリューションを
提供していく


就職先の業種が自分の出身学部と
結びつかなくても活躍できる
大学は文学部で日本文学を専攻して、ゼミでは枕草子などの中世文学を研究していました。文学部であることを活かして就職活動をすると、塾関連や教材出版などの教育系になるのですが、私はあまりそこと結びつかなくてもいいかなと考えていました。なので、就職活動では幅広いジャンルで探していましたね。なんとなく「IT系もいいかも」と思って希望していたら、就職エージェントさんにトランストロンを提案してもらいました。物流や車載デバイスってイメージがしにくかったのですが、学生時代の一時期、物流倉庫でアルバイトをしていたことがあったなって思い出したんです。倉庫内の商品をピッキングする作業だったのですが、トラックに積み込みをする荷捌き場まで運ぶのがすごく重くて(笑)。普段の生活で、物流って配達してもらう時ぐらいしか関わりがないけど、すごく必要なものだと興味を持った部分もありました。
サービスの拡販支援などを担当
配属先は情報サービス第一営業部で、富士通のデジタルタコグラフ(デジタコ。トラックやバスの走行記録を収集する車載機)と、運行管理システム「ITP-WebService」やそれに付随するサービスを提供している部門です。営業といってもユーザー様に直接販売をしているのではなく、販売会社であるパートナー企業様を通して販売しているため、ビジネスプロデューサーとして商談同行やアフター対応などのフォローを行いながら、拡販支援やサービス提供をしています。具体的には、全国にある販売会社様に直接お伺いして、どうすればもっと売っていけるのか、販売先の業界や業種のご提案、販売会社様が対応しきれないお困りごとの対応などです。まだまだ難しいことも多く、大きな商談は先輩が担当していますが、早く私も出来るように頑張って勉強をしています。
入社後の環境
入社後に行われた富士通の研修では、社会人としての基礎や少しですがプログラミングの練習がありました。ビジネスプロデューサー職には、実際のお客様を想定した商品の提案をする演習もありましたが、配属された当初は会議に出ても資料を見ても何も分からないので、先輩や上司に質問をしながら実地で勉強をしていきました。皆さんの話している内容が少しずつ分かってきた時は純粋に嬉しかったです。第一営業部には年齢の近い女性の先輩と、少し離れた男性の先輩がいるのですが、すごく優しいんです!分からないことは何でも聞いてくださいって言ってくださるので、テレワーク中でもチャットですぐに聞いています。放置すると後に響くので、その場で解消できる環境は大切ですね。
販売会社やパートナー企業との
信頼関係を構築する大切さ
基本的にはテレワークが多めで、週に1〜2回は出社しています。私が担当しているパートナー様は全国各地に支店があるので、最近は販売会社様やお客様先への訪問や出張が増えてきました。月に3〜4回ですが、日帰りもあれば宿泊することもあります。全国の色々な土地に行きますが、支社や担当者さんたちの特徴がそれぞれ違っていて、そういった関わりも楽しいと感じるようになってきました。ある販売会社様で開催された営業力アップの勉強会をお手伝いさせてもらったことがあったのですが、外部の方々とのつながりを作れる楽しみもあります。販売会社様との信頼関係はとても大切なので、私もビジネスプロデューサーとしてもっと頼られる存在になれるように日々勉強しています。


社内と社外を繋ぐことで、
的確なソリューションを提供していく
営業部は製品を売ることだけが仕事ではありません。販売会社様からの「今お客さんからの問い合わせでこういうことを悩んでいます」といったご相談や課題に対するソリューションを提供すると同時に、パートナー様やユーザー様の声を社内にフィードバックさせるので、社内と社外の繋目のような役割があります。例えば私たちが提供している「ITP-WebService」のバージョンをアップデート、アップグレードする際に、そうした社外の要望や声を反映できないかと開発チームに伝えることがあります。そのためにも、製品知識に限らず社内の業務フローを幅広く把握しておかなければなりません。
そういった役割のために、社内での連携も大切だと思います。情報サービス部門の中には、車載機の開発、サービスの開発、そして私の所属する営業部、それ以外にもコンタクトセンターやサポートを一貫して行う部門もあるので、すぐに連携した対応を取れる体制になっています。例えば、販売会社様では対応しきれないシステム上の専門的なご相談があると、開発チームに聞きに行くことがあります。開発チームにはSE(ソリューション・エンジニア)という職種の方がいるので、まずは相談をさせていただきます。そこからSEのアドバイスを受け、場合によっては私たち営業と一緒に商談同行することもありますし、SEが開発部署に話を持っていったりすることもあります。
こうした連携で販売会社様やエンドユーザー様に貢献ができていると思いますが、私個人としてはまだまだ多くの方々に助けられてばかりです。これからも製品や業界の知識を身に付け、一人前のビジネスプロデューサーとして、お客様のお悩みや困りごとに寄り添い、的確なソリューションを提供できるようになりたいです。
プライベートとの両立
テレワーク勤務やフレックス制度があるため、プライベートとの両立はしやすく、比較的休暇も取りやすい方だと思います。美味しいものを食べるのが好きなので、休日は気になるお店に出かけたり、アフタヌーンティーに行ったりしてゆっくり過ごすことが多いです。三段重ねのティートレーに乗ったお菓子と紅茶で癒されています。とはいえ、アフタヌーンティーってなかなかお金がかかるので、やっぱり社会人ならではの楽しみだな〜って思います(笑)。