社会課題の解決に貢献し
サスティナブルな社会の
実現を目指します
当社は1990年の会社設立以来、「輸送技術とエレクトロニクスの融合」による新技術の開発を目的に掲げて、自動車・輸送業界における制御の高度化や運行支援業務の多様化などの高度なお客様ニーズにこたえてきました。この「走る・曲がる・止まる・繋がる」技術をコア・コンピタンスとして(1)ディーゼルエンジン制御、(2)車両制御・テレマティクス、(3)車載音声センシング(4)車載情報システム の各分野で幅広く事業を展開しています。
最近では100年に一度と言われる自動車・輸送業界の大変革のなか、当社では、CASE時代の物流に求められる「安心」「安全」「省力・効率化」ニーズを先取りした多くのソリューションをお客様に提供することに加えて、新たな社会課題の解決に向けて取り組んでいます。
これまでにバッテリーEV向け車載コントローラの開発及びクラウド型エネルギーマネジメントシステムの開発、自動運転に対応したコントローラの開発、車内外の音を制御するANC(Active Noise Control)/ASC(Active Sound Control)製品の開発、クラウド型運行管理システムを活用した「イリオモテヤマネコのロードキル対策」への貢献など様々な技術と製品で社会課題の解決を推進しています。
一方、お客様のグローバル展開を支える拠点として当社では、タイ、中国及び米国の三か国に拠点を設け、海外においてもお客様に最適なQCDを提供すると同時に、当社事業の基盤を海外にも拡大しています。また、タイのバンコクにソフトウェアデザインセンターを開設し、グローバルなソフトウェア開発体制も整備しています。
私たち株式会社トランストロンは、車両制御ユニットの提供を通じて今後ますます発展する世界の物流を支え、地域・社会の持続的な成長に貢献していきます。また、ネットワーク対応車載情報システムを通して、運送事業者・バス事業者・ドライバー・荷主の皆様の安全で快適な輸送業務の実現に貢献していきます。これらを通じて、社会課題の解決に貢献しサスティナブルな社会の実現を目指していきます。
このため、これまでに蓄積した車両制御ユニットの開発力とIoTやAI・DLに代表されるDX(Digital Transformation)を融合させた新たなイノベーションを創出し続けてまいります。
代表取締役社長 林 瑞泰